お客さまにおかれましては、平素、当社店舗をご利用いただきまして、誠にありがとうございます。また、当社をご支援いただいておりますお取引先各社様には、厚く御礼申し上げます。

　昨年も年初の第６波から年間を通してコロナ影響がもたらされてしまいましたが、ワクチンや治療薬の開発等により、感染者数が増加しても従来ほどの影響は見られなくなりました。

　しかし、世界経済や生活に多大なる影響を及ぼしたのは、２月２４日のロシアによるウクライナ侵略でした。常任理事国中心の国連による世界秩序が崩れてしまった結果、一昨年から続く米国産牛の価格高騰の継続等総コストアップ、そして、世界的なインフレから派生した超円安状況等により当社を取り巻く事業環境は大変厳しくなりました。コロナに続き、まさしく歴史が大きく動いてしまいました。

　そうした中、私たちは経営方針を「健康経営のシンカ～進化・深化・真価」とし、変化に対応して参りました。状況を打開するため、6月に精肉とひとり焼肉の複合タイプの新店「ダイリキアピタ刈谷店」を出店。9月には精肉・焼肉弁当・ひとり焼肉の３業態複合店舗として「ダイリキイトーヨーカドー甲子園店」を改装オープン。そして11月には創業の地 庄内において、精肉・ひとり焼肉複合となる新店「ダイリキイオンタウン豊中庄内店」をオープン致しました。肉の専門店として、安全安心を徹底し、お客様にイキイキとした毎日を送っていただくため、そしてお客様から「価値あるダイリキ」として必要とされ続けるよう取り組んで参りました。

　さて、今年2023年もどんな年になるか、未来を予測することは出来ません。しかし、未来を創造することは出来ます。

　私たちが経営方針として掲げる「健康経営のシンカ～進化・深化・真価」はお客様、働く人々、そして、会社業績の健康を意味し、それは各々の「幸」溢れる未来となることを目指しています。

　１＆Dグループは2025年に創業60周年を迎えます。その60周年に向け、また、その先の100周年を目指すためにも、グループのビジョンを『未来から選ばれる企業へ』と定めました。

　その実現のための壁は高く、そして、長く続くかもしれません。しかし、関る全ての人たちの「幸」の実現を目指す志を抱き、私たちの知恵と行動を積み重ねていけば、必ずその道は開けると信じています。

　未来のお客様から、未来で一緒に働く人々から、そして、未来社会から選ばれる企業へ成長し続けて行くことを目指して参ります。

　　　　　

　今年も私たちは目標の実現に向け、邁進する所存でございます。今後とも、変わらぬご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。